今回2周年を迎えるTrench Warfare(以下TW)では、URのart workなどを手がけるGUSTAVOとTWのbunaがLive Artでコラボ。対する音楽はマンチェスター生まれ仙台在住、ZERO CHARISMAのDJ+Live。autechreの未発表曲から無名アーティストの良質な音源まで、「世界レベル」の音を体験できるはず。そして本八幡の奇人 Wataru Sakurabaは、Detroit Techno系のDJでフロアを暖めます。
Marginal Profitはスペーシー、かつGerman&minimalなLiveで異次元に飛ばしてくれることでしょう。また、日本のElectronicaの代表的イベントと言っても過言ではない “Camouflage”を主宰するDelaの聴かせるDJも必聴!そして、千葉県には意外と実験音楽よりな Artistが潜んでいます。Yuichiro Itagakiもその一人。初のTWでどんなLiveをみせてくれるか楽しみです。
残るはTWのメンバー達。Darkでdopeな選曲で新境地をみせてくれるであろうDJ Seimoの時間には、志水則友がLive Artをします。前回迫力のある虎を描いた彼の手から、次は何が姿を表すのか!? そして恒例、bunaとnue(opuesto)のJam session。TWを通じて色々な方々と出会えたことの喜びの気持ちを込めます。西日本ツアーを終え、マッドサイエンスなLiveを重ねてきた KARAPPO。新たにTWに加わり、今後が期待される気鋭のDJ LOOP。モダンバレーのカナダ公演の音楽担当として来月渡加予定のJin Takemotoによる幻想的なLive。脇を固める映像担当のhabashima、videorock、ness達が見せる多彩な映像表現もお見逃し無く!
// Profiles
■ GUSTAVO ALBERTO GARCIA VACA
JEFF MILLS、UR/SUBMERGE、LOS HERMANOS、FRANCOIS K.といったデトロイト・テクノ、エレクトリック・ミュージック・シーンから熱い信頼を集めるLA在住のヴィジュアル・アーティスト、ライター、詩人、グスタボ・アルバート・ガルシア・べーカの二作目となるグラフィック小説「The Hidden Infinities」の発売が決定!デジタル・アート、フォトグラフ、ドローイングなどによって製作されるヴィジュアル・アートとSF短編小説からなる革新的な構成。もちろん今作も装丁は、国内デザイン界でもお馴染みのHIDEKI NAKAJIMA。日本国内でもSOPH. や Underground Galleryとのコラボレーション・Tシャツを製作したり、徐々に注目を集め始めています。
http://www.chamanvision.com/
■ ZERO CHARISMA
1976年英国マンチェスター州ウィガン生まれ。8歳よりコンピュータ・プログラミングを始める。エクスペリメンタル・ロックに傾倒していた高校生時代にChris Gladwinに出会い、現在にまで続く「Team Doyobi」を結成。2人はともにアートスクールに進学し、グラフィックデザイン、ビデオアートなどを学んだ後、「Phonic Art」の活動を開始。これが評判を呼び、Fat-Cat records(ロンドン)より12インチをリリース後、Team Doyobiは、Bola、Gescom、Boards of Canadaを擁するあのSkam records(マンチェスター、UK)と契約。Sofa、Warp、Alkuを含む他レーベルからも楽曲のリリースを続け、Sketch Show、Emilliana Torrini、Person、Cex、NWA、Com.A、Marco Passaraniなど幅広いアーティストにリミックスワークを提供する。90年代後半から00年代初めを通してコンスタントにライブ活動を行い、All Tomorrows Parties、Warp Incredible Lighthouse Partyに出演。2001年には、Autechreそして親しい友人らのサポートを得てヨーロッパツアーを敢行し成功を収める。「Phonic Art」は、現在のMax/MSPやReaktorといったソフトウェアをその黎明期より着目し利用、音響生成理論やコンピュータベースの即興音楽の実験に明け暮れ、AMMのメンバーやHenry Cowなどのインプロヴァイザーとの即興ライヴを行なっていた。この時期のリリースとして特筆すべきは、Joseph Gilmoreとのミニマル電子ワーク「Vend」(12k/Line、ニューヨーク)、Jodorowskyにインスパイアされた非情かつ強力な電子ワーク「Powerbooks for Peace」(Alku、バルセロナ)(Alienation、大阪)がある。その後Alexは、International Symposium of Electronic Arts (ISEA、パリ)にインスタレーション作品を提供、インディペンデントレーベルMelange(UK)を共同経営、電子音楽のイベントVector、 Leeds(UK)を共同で創設するかたわら、国際的な評価の高いヨーク大学電子音楽作曲科において修士学位を取得する。2004年日本に移住。現在仙台に在住し、コンピュータ・グラフィックス、ビデオアート、サウンドデザイン、エレクトロ・アコースティック作品、電子音楽など幅広い分野で活動を続けている。
http://www.myspace.com/teamdoyobi
http://www.myspace.com/z3r0ch4r15m4
■nue(opuesto)×buna(Trench Warfare)
90年代中期から、アブストラクトな選曲を中心にDJ活動をし、音楽、デザインなどそれぞれにコンセプトを持ち、常にリアルなメッセージを発信し続けるアーティスト集団opuestoを主宰するnueと、英国はマンチェスターで活動し、skamなどのアンダーグラウンド・シーンの中で揺るぎない哲学を築き、04年に帰国した画家bunaによるプロジェクト。06年12月、代官山saloonでのnueのDJプレイにbunaが感銘を受け、半年後の 07年6月、bunaが主宰するTrench Warfare(本八幡)にて初のジャム・セッションが実現する。それを期に交流が始まり、時代に流されないスタイル、現実を直視し、抗うべきモノには抗うというお互いの姿勢に共感し積極的に活動を共にしはじめる。そのセッションは二人の言葉なき会話によって生まれるひらめきと奇跡の繰り返し、それを目撃する全ての人の憎悪と愛情、悲しみと喜びを背中に背負い、その情景がbunaによって二次元に描き出される。それはnueとbunaにしかできない唯一無二のパフォーマンスである。その活動範囲は国内に留まらず、来春にはbunaのバルセロナでの個展を期に、現地で二つのイベントでセッションを行う予定。
http://www.opuesto.org/
http://ameblo.jp/subsist
http://www.myspace.com/bunaism
■marginal profit
2000年に、ドラム、ベース、ギター、ヴォ−カル、ミキサーによるエレクトロバンド「marginal profit」結成。数々の野外フェスに参加し、独特の質感、確執に迫るシーケンスによる音楽を確立。2004年には、よりタイトな音に迫るべく、鳥谷部、金子によるユニットになり同年には、SANAGI RECORDINGS、RUMIの1stアルバム「HELL ME TIGHT」に38RECORDINGSと共に楽曲”わるつ”を提供。吉祥寺FOURTH FLOORでのイベント「噛ませ犬NIGHT」にレギュラー出演。現在は、国内での活動の場を広げている、ノイズ、音響、ポストロック、インストバンド「旅団」のヴァイオリン奏者、向山聡孝を迎えての即興IDMを東京を拠点に活動中。
http://minamo.raindrop.jp/8_magipr_toshi.mp3
http://www.myspace.com/marginalprofit
■ DELA (CMFLG)
CMFLG主宰。海外のインディーミュージックの愛好家で、7インチコレクター。WEBサイトでの記事が目に留まり、2003年よりミュージックマガジン誌(ミュージックマガジン社)にレビューを寄稿。ライターとしての活動を始める。2005年3月、イベント”Camouflage”スタート。その後、このイベントに関わるプロジェクトとして「CMFLG」を立ち上げ、海外・国内の垣根の無い、インディーシーンに拘ったイベントとして、怒涛のハイペースで数多くのアーティストの来日公演を手がける。
http://www.cmflg.com/
http://www.myspace.com/cmflg
■yuichiro itagaki
10代からギターとピアノを始める。以来バンドでの活動をしていたが、「新しい音楽」への関心が強くなりコンピュータでの作曲を開始。主に環境音を加工・配置する手法で音楽を作っ ている。2007年からバンド活動を再開。現在ラップトップデュオでの活動も準備中。
http://www.myspace.com/yuichiroitagaki
■LOOP(Trench Warfare)
千葉県在住。Mr.TWIDDLE “7Dmix”をきっかけにUNDERGROUND HIPHOP/ABSTRACT/ELECTRONICAを聴き始める。2007年、TRENCH WARFARE 5.2での”nue(opuesto)×buna(trench warfare)”によるセッションスタイルに影響され、”IN LOOP PROGReSION”のメンバーとして活動開始。UNDERGROUND HIPHOP/ABSTRACTを軸に独自のスタイルを模索/追求中である。そのDJプレイはOPUESTOからも期待されている。